はいたーい!沖縄県北谷町の地域情報を発信している美ら浜つーしんのリナです。
先日、北谷町上勢頭にある「うちなぁ家」にまた行ってきました!
またと言うのも、前回は2021年11月に訪れました。
あしびなぁ公園内にある立派な塀に囲まれたあの屋敷を見たことありますか。
うちなぁ家は、北谷町商工会の道向かいに位置しています。
うちなぁ家は、沖縄の伝統的民家を再現した施設です。
平成24年になんと、国登録有形文化財になりました。
正面のヒンプンから入るとこのような屋敷が見えます。
常時在中か不明ですが、私が伺った時には管理人の方がいらっしゃいました。
琉球王国時代(1737年~1884年)は身分によって屋敷や家屋の大きさが決まっていましたが、1889年(明治22年)に「制限令」が廃止されました。
その翌年1890年(明治23年)に北谷町字吉原(謝苅)に建築されたのがこの旧目取真家です。
平成17年にこちらの現在の場所に移築・修復されました。
瓦屋根の上にはかっこいいシーサーもいますよ。
敷地内に入ってすぐ左側には高倉があります。
高倉は穀物を貯蔵する収納倉だそうです。
高倉のすぐ後ろの方はこのようになっています。
井戸(カー)があります。
うちなぁ家のパンフレットには、以下の説明がありました。
「屋敷内に井戸を造る場合、火の神と向き合う形は避けて、門から入って左手の台所の南側が西側に掘りますが、水脈との関係から一番座の東側に掘ることもありました。」
その隣にはサーター車があります。
サーター車は、さとうきびをしぼり黒砂糖をつくる道具・圧搾機です。
車をアップで見るとこのような感じです。
明治初めごろ鉄製の金輪車が製造され、戦後しばらく使用されていたそうです。
馬がサーター車を引いている当時の様子です。
こちらの石造りの物体、何か分かりますか。。
「フール」といって、豚小屋兼用便所です。
この中で豚を飼い、人が用をたすと中にいる豚が排泄物を処理する仕組みになっています。
沖縄戦後しばらく残っていたそうです。
北谷町HPとうちなぁ家のパンフレットによると、主屋とフールが国登録有形文化財になったということです。
パンフレットには、主屋が旧目取真家、フールが旧崎原家と記載されています。
うちなぁ家の屋内はこのようになっています。
畳の部屋は客室(一番座)と仏間(二番座)があり、そして端には一段下がって台所があります。
酒を入れる器等、歴史ある貴重な物があり、寄贈されたもののようです。
右下に見える四角形の物は「枡」で、穀物や、酒・油などの液体をはかる時に使われた容器だそうです。
こちらの右側手前にあるのは「高煙草盆(たかたばこぼん」です。
きざみタバコ用の火受けと吸殻入れをのせた盆だそうです。
イメージ的に現代でいう「灰皿」に近いでしょうか。。
「琉球の継手・仕口」
建築の木材の組み立てには、ネジ類が使われていないことが分かります。
まるでパズルのようですね。
パンフレットには、各説明の詳細があります。
クリックすると拡大して見れるので、ご興味ある方はぜひご覧ください。
うちなぁ家の正面ヒンプンを抜けて右側は、綺麗な植物が育っています。
大きな蝶々も花の密を求めてやってきていましたよ。
沖縄の歴史的建造物や文化財、そして昔にタイムスリップした気分を味わいたい方にもぜひおすすめです♪
入場無料なので、あしびなぁ公園をお散歩がてらにでもぜひ覗いてみてはいかがでしょうか。
【関連記事】
2021年3月に紹介した「うちなぁ家」
隣接するあしびなぁ公園
あしびなぁ公園の町花「フィリソシンカ」
先日、北谷町上勢頭にある「うちなぁ家」にまた行ってきました!
またと言うのも、前回は2021年11月に訪れました。
あしびなぁ公園内にある立派な塀に囲まれたあの屋敷を見たことありますか。
うちなぁ家は、北谷町商工会の道向かいに位置しています。
うちなぁ家は、沖縄の伝統的民家を再現した施設です。
平成24年になんと、国登録有形文化財になりました。
正面のヒンプンから入るとこのような屋敷が見えます。
常時在中か不明ですが、私が伺った時には管理人の方がいらっしゃいました。
琉球王国時代(1737年~1884年)は身分によって屋敷や家屋の大きさが決まっていましたが、1889年(明治22年)に「制限令」が廃止されました。
その翌年1890年(明治23年)に北谷町字吉原(謝苅)に建築されたのがこの旧目取真家です。
平成17年にこちらの現在の場所に移築・修復されました。
瓦屋根の上にはかっこいいシーサーもいますよ。
敷地内に入ってすぐ左側には高倉があります。
高倉は穀物を貯蔵する収納倉だそうです。
高倉のすぐ後ろの方はこのようになっています。
井戸(カー)があります。
うちなぁ家のパンフレットには、以下の説明がありました。
「屋敷内に井戸を造る場合、火の神と向き合う形は避けて、門から入って左手の台所の南側が西側に掘りますが、水脈との関係から一番座の東側に掘ることもありました。」
その隣にはサーター車があります。
サーター車は、さとうきびをしぼり黒砂糖をつくる道具・圧搾機です。
車をアップで見るとこのような感じです。
明治初めごろ鉄製の金輪車が製造され、戦後しばらく使用されていたそうです。
馬がサーター車を引いている当時の様子です。
こちらの石造りの物体、何か分かりますか。。
「フール」といって、豚小屋兼用便所です。
この中で豚を飼い、人が用をたすと中にいる豚が排泄物を処理する仕組みになっています。
沖縄戦後しばらく残っていたそうです。
北谷町HPとうちなぁ家のパンフレットによると、主屋とフールが国登録有形文化財になったということです。
パンフレットには、主屋が旧目取真家、フールが旧崎原家と記載されています。
うちなぁ家の屋内はこのようになっています。
畳の部屋は客室(一番座)と仏間(二番座)があり、そして端には一段下がって台所があります。
酒を入れる器等、歴史ある貴重な物があり、寄贈されたもののようです。
右下に見える四角形の物は「枡」で、穀物や、酒・油などの液体をはかる時に使われた容器だそうです。
こちらの右側手前にあるのは「高煙草盆(たかたばこぼん」です。
きざみタバコ用の火受けと吸殻入れをのせた盆だそうです。
イメージ的に現代でいう「灰皿」に近いでしょうか。。
「琉球の継手・仕口」
建築の木材の組み立てには、ネジ類が使われていないことが分かります。
まるでパズルのようですね。
パンフレットには、各説明の詳細があります。
クリックすると拡大して見れるので、ご興味ある方はぜひご覧ください。
うちなぁ家の正面ヒンプンを抜けて右側は、綺麗な植物が育っています。
大きな蝶々も花の密を求めてやってきていましたよ。
沖縄の歴史的建造物や文化財、そして昔にタイムスリップした気分を味わいたい方にもぜひおすすめです♪
入場無料なので、あしびなぁ公園をお散歩がてらにでもぜひ覗いてみてはいかがでしょうか。
【関連記事】
2021年3月に紹介した「うちなぁ家」
隣接するあしびなぁ公園
あしびなぁ公園の町花「フィリソシンカ」
【現施設情報】
名 称:北谷町 うちなぁ家
住 所:沖縄県中頭郡北谷町上勢頭830番地2
電 話:098-936-3159 (北谷町教育委員会 直通)
開館時間:9:00〜17:00
休館日:月曜日及び火曜日、祝日、12月29日〜翌年1月3日、6月23日(慰霊の日)
駐車場:有り (あしびなぁ公園共有)
備 考:入場無料
北谷町にまつわる情報提供大歓迎!
北谷町民や北谷町が好きな方がご覧になっています。
町内の開店・閉店情報やイベントのお知らせ等
お役立ち情報お待ちしております♪
町内の開店・閉店情報やイベントのお知らせ等
お役立ち情報お待ちしております♪
各SNSのフォローもよろしくお願いします!
コメント